こんにちは。月曜日のトラの西です。
最近、生鮮食品が豊富なお気に入りのスーパーを発見し、週末に買い出しに通っています。そのスーパーではマイバスケット(買い物かご)が販売されています。そのカゴを使って買い物でき、レジでお会計後、そのカゴのまま持ち出しできるため便利であり、袋を使わないためエコであることが案内されています。
私は、このカゴを買う方はいつもこのスーパーで買い物するからマイバスケットを買った → 気づいたら、このマイバスケットを持っているからこそ、このスーパーで買う気持ちが強くなっていたといった心理に変容しているのではないかと仮説を立てました。
つまり、マイバスケットを媒介した顧客ロイヤルティの強化ができているのではないかと。これはすごいマーケティング施策かもしれない!と。
実際の効果は分かりませんし、スーパーの中の人のみぞ知るところと思いますが、マーケティングとデータ分析の仮説作りのタネは日常生活にこそ潜んでいるものだなと感じます。
マーケティングエンジニアの小松です。
「自動化」や「RPA」という言葉をよく耳にするものの、「作ってみたらメンテナンスが大変」「人間がやったほうが楽だった」となってしまい自動化に失敗してしまうケースもあります。
そこで、今回は自動化を進めるためのステップを紹介します。
自動化を検討する際に重要なのは、その作業がロボット向きなのか、人間が行うべきなのかを見極めることです。
AかBか、分岐ができることしか基本的にはできないと思っておくのが無難です。
人が何となくできてしまうけど、はっきり指示できない作業はロボットにとってはむずかしかったりします。
ロボットに任せるべき作業の特徴
定型的でルールが明確
繰り返し回数が多い
人間が担当すべき作業の特徴
この基準をもとに、どのツールが適しているのかを見極めます。
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実装に入る前に作業を整理していきます。
自動化したい業務の流れを明確にし、現場の人とすり合わせをして、作業手順書を作成します。
ここで分岐ができないことは、ロボットが作業しやすいような作業に調整します。手順書をもとに、実装していきます。
フローが増えるとエラーが発生する可能性が高まるので、できるだけ処理を減らせるように調整していきます。
はじめから長い処理に挑もうと思うと、なかなか実現できないのではじめは短いフローで組んでみて、テストを繰り返しながら実装を増やしていきます
手動実行から時間実行へ切り替える
一通り動くようになったら時間実行などで手放しで実行し始めて行きます。なぜ止まってしまったのかログが出るようにして、日々運用チェックしていきます。
自動化を成功させるには、業務の特性を理解し、適切なツールを選ぶことが重要です。
作業とツールの強みが合っていないと導入後も苦戦してしまいます。
「とりあえずRPAを導入すれば、RPAを購入すれば何とかなる」「何時間業務効率化できたか」考えたくなりますが、
単なる作業時間の短縮だけでなく、精神的な負担の軽減や業務の安定化 がどの程度実現できるかを考えることが、自動化の第一歩となります。
自動化することで、業務ミスの削減やストレスの低減、余裕を持った業務遂行が可能になり、結果として生産性の向上につながります。
次回は実際に自動化した事例をご紹介します。
執筆/小松 愛
はじめまして、2月より月曜日のトラにジョインしたSFA / CRMコンサルタントの村田です。
長年SIerとしてSFA / CRMの設計・開発に携わってきた経験を活かし、企業の営業・マーケティング支援を行っています。今回は、SFA・CRMを活用した営業とマーケティングの連携強化についてお話しします。
「リード数は増えているのに、売上につながらない…」そんな課題を感じているマーケターは少なくありません。
マーケティングが集めたリードが営業に渡された後、どのように扱われているか把握できていない企業も多いのではないでしょうか。SFAやCRMを導入してデータを共有していても、それが活用されなければ意味がありません。営業とマーケティングが共通の目標を持ち、データを基に継続的に改善していく仕組みが必要です。
営業とマーケティングは、企業の成長において密接に関わる部門ですが、それぞれの目標が異なるため、ズレが生じてしまうことがあります。
マーケティングは「リードの獲得」に注力し、一方で営業は「商談の成約」を重視します。そのため、マーケティングが提供するリードと、営業が求めるリードにギャップが生まれやすいのです。
このギャップは、以下のような問題が発生する要因となってしまいます。
では、どのように営業とマーケティングが協力し、この課題を解決できるのでしょうか?
その鍵となるのが、データを基にした継続的な改善です。
この共通の目標を実現するためには、リードの管理や商談の進捗を適切に可視化し、営業とマーケティングの情報をリアルタイムで共有する仕組みが必要になります。そのためのツールとして、SFAは非常に有効です。
「スプレッドシートでも管理できるのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、SFAを導入することで、以下のようなメリットがあります。
・ リアルタイムでデータ共有が可能
・ 統一されたデータ管理
・ データ分析の効率化
SFAは単なる営業管理ツールではなく、マーケティングとの連携を強化し、売上向上に貢献するための重要なシステムなのです。
執筆/村田 麻美
月曜日のトラ編集部です。
今月のおすすめコンテンツとしてご紹介したいのが、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」の「大人のやる気ペン」です。
クラファンサイトを眺めていると、今なにが人気なのか、トレンドが一目でわかります。宝探しのように新しい商品やサービスを知れるので、ついつい長居しがちです。ビジネスとして考えると、“テストマーケティング”の場しても使えるので、企業や個人が大きなリスクを負わずにチャレンジできるので、とてもよいプラットフォームだなと思っています。
紹介する「大人のやる気ペン」は、もともと子ども向けとして販売していた「しゅくだい やる気ペン」の大人版。ユーザー調査をしたところ、意外にも大人が買っていることがわかり、大人向けに改良された商品です。 大人向けにしたことで「ほめ」だけでなく「叱咤」も追加されたとか。(個人的には頑張っている大人には褒めだけでもよさそうですが…)
頑張りを“見える化”する仕組みって、BIツールみたい!
企業がBIツールを導入して数値を可視化し、現状把握や目標達成に役立てるように、個人レベルでも“見える化”はモチベーションを上げるためには大事ですよね。
子ども向け商材を大人向けに展開する手法は、増えているように感じます。商品を変えずにターゲットだけ変わる例もありますし(シルバニアファミリーなど)、がっつり大人向けの商材を作るパターンも。私も初めて知ったのですが「キダルト」という言葉もあるようです。市場を拡大する策として、キダルトをターゲットにするのもおもしろいですね。
皆さんもクラファンサイト、覗いてみてください。心惹かれる商品や、新しい発見があるかもしれません。
データカタログ タヅナの深野 嗣さんと、弊社代表の西が登壇しました。
かつては、一つの会社で長く働くことが一般的でした。しかし、現代では転職が当たり前となり、特にマーケティングの分野では人員の入れ替わりが激しくなっています。
その結果、引き継ぎがうまくいかない、前の担当者がいなくなってしまいデータの活用方法が分からないといった課題が発生しがちです。
だからこそ、「データを個人に依存させず、誰が担当になっても活用できる仕組み」 が必要です。
月曜日のトラでは、データカタログを活用し、誰でも必要なデータをスムーズに検索・理解できる環境作りを目指しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今週はまだまだ寒い日が続きますが、少しずつ春の香りがする日も増えましたね🌸
年度末の忙しい時期ではありますが、体調に気をつけながら、穏やかにお過ごしください。
新たな季節に向けて、良い締めくくりができますように。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
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