お世話になっております。月曜日のトラです。

突然ですが、個性的な弊社の名前、皆さんはどのように感じておりますか？
先日お打ち合わせさせていただいた方に「トラ」がつくお名前の方がおり、「親近感がわきます！」とのお声をいただきました。
皆さんにとってトラといえばどんな印象でしょうか？個人的にはトラというと、中島敦の山月記を思い出します。
社内では月トラ（げつとら）と略すことが多いのですが、「トラさん」「つきとら」などお好き略してみてください！

今回はGA4の勉強方法についてのコラムです。

📌 目次

みなさま、GA4に関連する知識を自社のメンバーに知識を浸透させたいとなった場合、どうしますか？

「GA4 トレーニング」「GA4 内製化」などのように検索し、GA4の専門的な知識を持っているコンサルティング会社に講習やトレーニングを依頼するのが一般的ではないでしょうか？

しかし、一般的なトレーニングには大きな落とし穴があります。
トレーニング後に、各メンバーが学んだGA4の知識を実務で使える状態になっていないといけないのですが、一般的なトレーニングメニューだとこれは難しいと思います。

一般的なトレーニングの問題点

よくあるトレーニングメニューはこんな感じです

- GA4概要編（GA4がどんなツールなのかを学ぶ）
- GA4実装・設定編（どうやってGA4でデータを計測するのかを学ぶ）
- GA4基礎分析編（GA4を用いた基礎的な分析方法を学ぶ）
- GA4応用分析編（GA4を用いた高度な分析方法を学ぶ）

確かに、このようなトレーニングメニューには、GA4に関する知識を体系的に学べるというメリットがあります。
しかし、大きなデメリットがあります。

体系的に学んだあと、各々が行っている業務に学んだ知識を落とし込む作業が必要になるのですが、具体的な業務課題への適用方法が不明確なんです。

結果として、「トレーニングでは理解できたのに、実際の業務でどう使えばいいのか分からない」という状態になりがちです。

では、どのようなトレーニングを受ければいいでしょうか？

私も多くの企業さまにGA4トレーニングをさせていただきましたが、

現時点では業務起点のトレーニングが一番効果的だと感じています。

基本的な手順

 1. 自社の業務課題を洗い出す（GA4やデータを使って何をしたいのか）

 2. 実務に即使える領域からトレーニングを受ける

 3. 段階的に知識を広げて体系的に理解する

具体例
「ウェブマーケティング施策の効果検証をする必要があるから、データの測定方法とその分析レポートの作成をしたいけど、やり方がわからない」

このような具体的な課題感に落とし込み、その課題を解決するために必要な知識をピンポイントでトレーニングします。
もちろん、このようなプランニングはトレーニングを受ける側だけでは難しいので、トレーニングを提供する企業と協力して進めることが重要です。

一般的なトレーニングとの違い

業務起点のトレーニングのフローは

確実に使える知識から習得 → 段階的に知識を広げていく → 体系的に理解する

と、一般的なトレーニングとは逆のアプローチなんです。

これであれば、トレーニング後に実際の業務で得た知識をどう使えばいいのか分からないという状態にはなりません。

もし業務起点のトレーニングで自社メンバーがGA4を習得し、実務でゴリゴリ使えるようになり、データ活用を推進できるようになったら、素敵だと思いませんか？

執筆／葉井 貴秋

サイト内検索とアクセス解析の深堀分析について書かれている書籍を紹介します。

サイトサーチアナリティクス アクセス解析とUXによるウェブサイトの分析・改善手法

本書はやや古いですが、サイト内検索の分析について私が知る限り最も詳しく解説された書籍です。大型サイトには通常サイト内検索が実装されており、近年ではチャットボットがその役割を一部担うようになってきていますが、サイト内検索機能は依然として重要です。サイト内検索を備えたサイトを運営されている方には、ぜひ一読をお勧めします。

また、この書籍の別の魅力は、アクセス解析における深掘り分析の具体的な方法を示してくれる点です。サイト内検索という限定的な領域に175ページものボリュームを費やしていることからも、その分析の深さが伝わってくるでしょう。アクセス解析スキルをステップアップさせたいという方はぜひ！

執筆／西 正広

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

GA4の学び方についてのコラムがありましたが、他のツールや知識の習得でも通用する話だなと思いながら読みました。

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